注意、これは悪ふざけです。気分を害されても責任はとれません。
その日、はるかくんはクラブ活動の仕事で帰宅時間が遅くなってしまいました
見たいアニメがあったので、駆け足で自宅まで向かっていて
「よし、これなら間に合うかな」
と、曲がり角に差し掛かった時、赤く長いコートを着て口には大きなマスクをした女性がいることに気が付きました。
まさか!とはるかくんは思いましたが、家に帰るには
女性の立っている曲がり角を通るしかありません。
はるかくんが駆け足のまま通すぎようとすると
「ねぇ、私、キレイ・・・・?」
「え!?あっはい、キッ・・キレイです!」
恐怖のあまり、女性の質問に答えてしまったのです
しまった!とはるかくんは思いました
背筋に冷たい汗がながれおちる
その後、想像通りその女性は自らのマスクに手をかけ
「これでもかぁ!」
そう、彼女の唇に塗られていたのは
「唇美人、春の新色だ!」
この唇美人が女性の口元を鮮やかに彩り、春風のような
爽やかさをはこんでくるぞ!
顔に自信がなく、エアバッ唇といわれていた私も
この"唇美人、春の新色"のおかげで自信がつき
今では浮気三昧です! 32歳女性
旦那「え、俺きいてないんだけど!?」
はるか「さぁ、きみも今すぐ電話しよう!」
かなた「ていう感じの小説になるんだ」
はるか「ここまで読んでくれて、どうもありがとう!続きは本編であおうね」